1947-10-13 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会公聴会 第1号 しかるに政府は増産のために具体的施策を何ら用意せずして、卒然として機構いぢりを強行せんとしておるのでありまするが、私は片山首相にあてられたマツクアーサー元帥書簡と対比いたしまして、まことに遺憾至極のことに存ずる次第でございます。商工大臣はまた「傾斜生産による石炭の増産が、他産業や國民の犠牲において行はれるのであるから國家管理の必要がある」とも言つておられます。 吉田嘉雄